
公開日:2026年8月20日|執筆:吉敷(成績UPラボ代表・塾長)
英検準2級プラスの勉強時間は、全員が同じではありません。準2級の語彙・長文が安定しているか、要約と英作文を経験しているか、試験まで何週間あるかで変わります。
目安として、4週間なら形式と弱点の集中修正、8週間なら技能を一周して答案練習、12週間なら語彙・読解の土台から整える計画が組みやすいです。毎日長時間より、短時間でも要約・英作文・音声に触れる日を作りましょう。
勉強時間を決める前に知ること
準2級プラスは、準2級と2級の間をつなぐ級です。英検公式の案内では、一次試験はリーディング・ライティング85分、リスニング約25分、二次試験の面接は約7分です。社会的な話題について、文章の要点を理解し、自分の考えを表現する力も求められます。
そのため、単語だけを増やすより、読んだ内容を短くまとめる、理由を添えて書く、音声を聞いて要点を取るという複数の練習を組み合わせます。級のレベルや形式を先に確認したい場合は、準2級プラスのレベルと準2級・2級の違いも確認してください。
| 現在地の目安 | 期間の目安 | 1日の目安 | 最初に優先すること |
|---|---|---|---|
| 準2級の長文・語彙が比較的安定 | 4週間 | 30〜45分 | 要約・英作文の型、時間配分 |
| 準2級は学習済みだが要約・英作文が初めて | 8週間 | 30〜45分 | 語彙を維持しながら答案練習 |
| 準2級の語彙・長文にも不安がある | 12週間 | 20〜40分+週末の長めの練習 | 語彙、文構造、短い音声の理解 |
| 学校行事や定期テストが重なる | 残り期間に合わせて調整 | 最低10〜15分から | 毎日の接触を切らさず週末に補う |
最初の30分で現在地を診断
勉強時間を増やす前に、英検公式の試験内容やサンプル問題から、要約・英作文・リスニングの一部を試します。満点を取るためではなく、「何が原因で止まったか」を記録するための診断です。
- 1
時間を測って一部分を解く
読解、要約、英作文、リスニングから、今の自分が気になる技能を一つ選びます。 - 2
失点や停止の原因を分ける
語彙が分からない、文の構造が取れない、要点を選べない、時間が足りない、のように分類します。 - 3
次の7日間の目標を一つにする
「全部伸ばす」ではなく、「要約の段落メモを4題」「毎日10分リスニング」のように行動で決めます。
4週間の学習計画
4週間しかない場合は、すべてを完璧にやり直すより、試験形式に慣れ、失点が大きい技能を一つずつ修正します。
| 週 | 中心課題 | 家庭で行うこと |
|---|---|---|
| 1週目 | 現在地と形式の確認 | 公式サンプルを解き、語彙・要約・英作文・音声の弱点を記録 |
| 2週目 | 要約と英作文 | 段落メモから英文にする練習を交互に行う |
| 3週目 | 読解とリスニング | 短い音声を聞き、聞こえなかった原因をスクリプトで確認 |
| 4週目 | 本番の順番と見直し | 時間を測って一部または一回分を解き、直す項目を絞る |
8週間の学習計画
8週間なら、前半で土台と型、後半で時間と答案の精度を整えます。要約の具体的な手順は、準2級プラス要約の3ステップも併用できます。
- 1
1〜2週目:語彙と形式
毎日の単語確認に加え、公式の問題形式を一度見て、要約・英作文の違いを整理します。 - 2
3〜4週目:要約・英作文の型
日本語メモ、英文作成、語数と文法確認の順番を固定します。 - 3
5〜6週目:読解・リスニング
話題の把握、根拠探し、音の聞き分けを短い単位で練習します。 - 4
7〜8週目:実戦と修正
時間を測った練習を行い、答案ごとに直す項目を一つにします。
12週間の学習計画
12週間ある場合は、準2級の範囲を確認しながら、準2級プラスで必要になる要約・意見表現へ段階的に移ります。長期間でも、毎週の行動が曖昧だと進みにくいので、週末に一度だけ記録を見直します。
| 期間 | 目標 | 目安の練習 |
|---|---|---|
| 1〜4週目 | 語彙・文構造の土台 | 単語、短文読解、短い音声を毎日 |
| 5〜8週目 | 要約・英作文の型 | 週2回の記述、週3回の音声、読解の根拠確認 |
| 9〜10週目 | 技能をつなぐ | 長文を読んで要点をまとめ、理由を英文で書く |
| 11〜12週目 | 本番調整 | 時間配分、見直し、面接の受け答えを確認 |
技能別の時間配分
1日の時間が30分なら、毎日すべてを行う必要はありません。記述と音声を固定し、語彙・読解を交互に回すと続けやすくなります。
| 技能 | 30分の日 | 45分の日 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 語彙・読解 | 10分 | 15分 | 意味だけでなく文中で使えるか |
| 要約・英作文 | 10分 | 15分 | 要点、理由、文のつながり |
| リスニング | 7分 | 10分 | 聞こえない箇所の原因 |
| 面接・振り返り | 3分 | 5分 | 答えの理由を一文で言えるか |
忙しい週の立て直し方
定期テストや学校行事の週に計画が崩れても、ゼロに戻ったと考えなくて大丈夫です。最低ラインを小さく設定し、週末に一度だけ記述か過去問へ戻します。
- 単語を5〜10分確認する
- 短い音声を1回聞き、聞こえなかった語を一つだけ調べる
- 要約または英作文の構成メモだけ作る
勉強時間が足りないときほど、教材を増やすより「今週直す項目」を一つに絞ることが大切です。
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よくある質問
- 英検準2級プラスは何か月勉強すればよいですか?
- 準2級の語彙・読解の安定度と、要約・英作文の経験で変わります。4週間は形式と弱点修正、8週間は技能を一周、12週間は土台から整える目安として考えてください。
- 毎日1時間勉強できないと受けられませんか?
- 1時間を確保できなくても、短い語彙・音声・記述メモを組み合わせる方法があります。週末に時間を測った練習を入れ、続けられる計画に調整してください。
- 要約と英作文は毎日書くべきですか?
- 毎日完成答案を書く必要はありません。平日は構成メモ、週に数回は時間を測った答案というように、負担を分けると続けやすくなります。
- 中学生は準2級プラスを何年生で受けるとよいですか?
- 学年だけで決めず、準2級の学習状況、社会的な話題を読む力、要約と意見を英文で表す準備から判断します。学校や志望校での扱いは最新の募集要項を確認してください。
出典
英検公式「準2級プラスの試験内容」、英検公式「新しい級について」を2026年8月20日に確認。試験形式・時間・出題内容は変更される可能性があるため、受験前は最新の公式情報を確認してください。
まとめ
英検準2級プラスの勉強時間は、残り期間と現在地から逆算します。4週間なら弱点集中、8週間なら型と実戦、12週間なら土台から整える計画にし、毎週「次の7日間で直すこと」を一つ決めると学習が続きやすくなります。
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