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勉強法

覚える時は右手・思い出す時は左手?手を握るより効果的な記憶術のやり方

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結論|覚える時は右手、思い出す時は左手でいい?

手を握る記憶術では、「覚える時は右手、思い出す時は左手」と紹介されることがあります。

ただし、手を握るだけで暗記できるわけではありません。中学生の勉強では、手を握る動作をきっかけにして、英単語・理社用語・漢字などを思い出す練習につなげることが大切です。

つまり、手を握る記憶術は「暗記の主役」ではなく、暗記を始めるための補助として使うのが現実的です。

「手を握るだけで、本当に記憶力が上がるの?」
「右手を握れば覚えられて、左手を握れば思い出せるって本当?」

テスト前に英単語や理科・社会の用語を覚えている中学生・高校生にとって、こうした記憶術は気になるはずです。
結論から言うと、手を握る方法だけで成績が上がるわけではありません。ただし、暗記前の集中スイッチや、思い出す練習に入るきっかけとして使うことはできます。

中学生・高校生の暗記で本当に大切なのは、手を握る動作そのものよりも、覚える、隠す、思い出す、間違えたものをやり直す、という流れです。さらに、短い反復、確認テスト、一問一答、睡眠も欠かせません。

この記事では、手を握る記憶術のやり方、使いやすい暗記科目、テスト前日の暗記ルーティン、暗記グッズの選び方、家庭だけで暗記が進まない場合の考え方まで、学習塾目線で解説します。

暗記のやり方だけでなく、家庭学習全体の進め方や教材選びも見直したい場合は、中学生向け通信教育おすすめ比較も参考になります。暗記を一時的なテクニックで終わらせず、毎日続ける仕組みまで考えたい方はあわせて確認してください。

結論|手を握る記憶術は「暗記の補助」として使う

手を握る記憶術は、暗記のメインではなく補助として使うのがおすすめです。

一般的には、「覚える前に右手を握る」「思い出す前に左手を握る」と紹介されることがあります。既存の記事でも、右手と左手を使い分ける方法を、暗記の入り口として紹介していました。

ただし、ここで注意したいのは、右手を握れば必ず覚えられる、左手を握れば必ず思い出せる、という話ではないことです。

暗記で一番大切なのは、次の流れです。

  1. 覚える範囲を小さく決める
  2. 単語や用語を見る
  3. 答えを隠す
  4. 思い出せるか確認する
  5. 間違えたものだけ印をつける
  6. 翌日もう一度テストする

手を握る動作は、この流れに入るための合図として使うとよいでしょう。

「今から覚える」
「今から思い出す」

この切り替えができるだけでも、ただ眺める暗記から抜け出しやすくなります。

また、テスト本番で緊張したときに、軽く手を握って深呼吸することで、落ち着く動作として使える子もいます。ただし、科学的な効果を断定しすぎず、自分に合う集中の型として試すくらいがちょうどよいです。

実際に教室で暗記が苦手な生徒がやっていることは

  • マーカーで大事なところを引く(結局、全てが大事になってる)
  • 教科書やノートを見ているだけで、思い出していない
  • ひたすら書いて覚えようとする

手を握る記憶術のやり方

手を握る記憶術は、難しく考えなくて大丈夫です。

中学生・高校生が勉強に使うなら、次の3ステップで十分です。

ステップ1|覚える前に右手を軽く握る

暗記を始める前に、右手を軽く握ります。

一般的には、「覚える前は右手」と紹介されることがあります。ただし、右利き・左利き、体感、集中しやすさには個人差があります。

そのため、実際の勉強では、次のように考えてください。

  • 強く握りすぎない
  • 手や指が痛い場合はやめる
  • 握力トレーニングのようにしない
  • 「これから覚える」という合図として使う
  • 利き手や体感に合わせて、集中しやすい方で試してよい

ストレスボールのような柔らかいものを使ってもよいですが、必ず必要ではありません。何も持たずに、軽く手を握るだけでも「暗記を始める合図」にはなります。

ステップ2|単語や用語を声に出して覚える

手を握ったら、覚える内容を見ます。

このとき、ただ読むだけで終わらせないことが大切です。

たとえば英単語なら、

  • 英単語を読む
  • 日本語の意味を言う
  • 例文があれば声に出す
  • 日本語を見て英語を言えるか確認する

古文単語なら、

  • 現代語訳を確認する
  • よく出る意味を複数見る
  • 例文の中でどう使われるかを見る

理科・社会なら、

  • 用語を読む
  • 意味を一言で説明する
  • 年号や人物名を隠して言えるか確認する

1回で完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。暗記は短い反復が前提です。

ステップ3|思い出すときに反対の手を軽く握る

覚えた後は、ノートや答えを隠します。

そして、反対の手を軽く握りながら、思い出してみます。

ここでも、「左手を握れば必ず思い出せる」と考える必要はありません。一般的には、覚える前に右手、思い出す前に左手と紹介されることがありますが、実際の勉強では自分が集中しやすい形に調整してかまいません。

大切なのは、手を握ることよりも、答えを見ずに思い出す練習をすることです。

出てこなかった単語や用語には、印をつけます。

印をつけたものだけ、後でもう一度やり直します。

これで、暗記が「眺める作業」ではなく「思い出す練習」に変わります。

記憶は右脳・左脳どっち?暗記で大切なのは左右より「思い出す練習」

「覚えるときは右手、思い出すときは左手」と聞くと、右脳・左脳の働きが関係しているのではないかと感じる方も多いと思います。

ただし、記憶を右脳だけ、左脳だけで単純に分けることはできません。暗記には、見る、読む、書く、声に出す、思い出す、説明するなど、複数の働きが関わっています。

中学生のテスト勉強で大切なのは、「右脳か左脳か」を気にすることよりも、覚えた内容を答えを見ずに思い出す練習に変えることです。

たとえば、英単語を覚える場合も、単語帳を眺めるだけでは定着しにくいです。英語を見て日本語を言う、日本語を見て英語を言う、翌日にもう一度確認する、というように、思い出す回数を増やす必要があります。

手を握る動作は、その「思い出す練習」に入るための合図として使うとよいでしょう。右手・左手にこだわりすぎるよりも、「今から覚える」「今から思い出す」という切り替えを作ることが重要です。

ポイント

  • 記憶を右脳・左脳だけで単純に分けすぎない
  • 手を握るだけで暗記できるわけではない
  • 暗記で大切なのは、隠して思い出す練習
  • 右手・左手は「集中に入る合図」として使う
  • 英単語・漢字・理社用語は、翌日の再確認まで入れる

手を握る方法が向いている暗記・向いていない暗記

手を握る方法は、すべての勉強に同じように使えるわけではありません。

単語・用語・短い知識の暗記には使いやすい一方で、長文読解や記述問題は、実際に解く練習と解き直しが必要です。

暗記内容 向いている度 使い方 注意点
英単語 高い 10個ずつ区切り、英語から日本語、日本語から英語を思い出す 眺めるだけでなく、隠して言えるか確認する
古文単語 高い 現代語訳を隠し、例文と一緒に確認する 1語1訳だけでなく、よく出る意味を見る
漢字 高い 読み・意味・書きを分けて小テストにする 書く回数だけ増やして満足しない
理科の用語 高い 用語を隠し、意味を一言で説明する 用語だけでなく、図や実験とセットで確認する
社会の年号・人物名 高い 年号、人物名、出来事を一問一答で確認する 丸暗記だけでなく、流れも確認する
数学の公式 中くらい 公式名や形を覚えたあと、問題で使う 公式を覚えるだけでは点数につながりにくい
英文法 中くらい 用語や形を覚え、例文で確認する 文法問題を解いて使えるか確認する
長文読解 低い 読む前の集中スイッチとしては使える 読解力は演習と解き直しが必要
記述問題 低い 書き始める前の落ち着く動作として使う 模範解答との比較、添削、書き直しが必要

学年別|手を握る記憶術をどう使うか

手を握る記憶術は、学年によって使いどころを変えると取り入れやすくなります。

中学生の暗記方法として使う場合も、高校生の古文単語の覚え方として使う場合も、手を握る動作そのものが暗記を完成させるわけではありません。大切なのは、「今から覚える」「今から思い出す」という合図を作り、短い確認テストにつなげることです。

学年が上がるほど、暗記する量は増えます。だからこそ、手を握る方法は「やる気を出すための儀式」ではなく、「何を・どこまで・どう確認するか」を決めたうえで使いましょう。

中1|英単語・漢字・理社の基本用語を小さく区切る

中1は、英単語、漢字、理科・社会の基本用語など、学校の小テストや定期テストでそのまま問われやすい暗記が多い時期です。

中1の英単語の覚え方で大切なのは、一度にたくさん覚えようとしないことです。まずは10個だけ選び、手を軽く握ってから発音と意味を確認します。そのあと、日本語を隠して英語を言う、英語を隠して日本語を言う、という形で小テストにします。

中1最初の定期テストは、勉強の進め方を作る大事なタイミングです。テスト前に何から始めればよいか迷う場合は、[中学最初の中間テスト対策](https://seiseki-up-labo.com/first-exam/)も参考にしてください。定期テスト全体の進め方は、[定期テスト対策](https://seiseki-up-labo.com/plan/exam/)の記事と組み合わせると整理しやすくなります。

中2|定期テストの暗記を学校ワーク中心に整理する

中2は、英語や数学でつまずきが出やすく、理科・社会も用語量が増えてきます。中2の定期テスト暗記では、新しい教材を増やす前に、学校ワークで間違えた問題を一問一答に変えることが大切です。

たとえば、理科で「蒸散」「消化酵素」「電流」などの用語を間違えたら、用語だけを覚えるのではなく、「一言で説明できるか」まで確認します。社会も、人物名や年号だけでなく、出来事の原因や流れを短く説明できるかを見ましょう。

保護者が「勉強しなさい」と声をかけるたびにけんかになる場合は、暗記の量よりも、始め方や確認方法が決まっていないことがあります。家庭での声かけに悩む場合は、[子どもに怒鳴ってしまう親へ|勉強中のイライラを減らすアンガーマネジメント](https://seiseki-up-labo.com/anger-manage/)もあわせて読むと、勉強中の親子げんかを減らすヒントになります。

中3|高校入試に向けて理科・社会の一問一答を回す

中3は、定期テスト対策に加えて、高校入試の暗記も意識する時期です。中3の高校入試では、理科・社会の一問一答をただ覚えるだけでなく、問題文の聞かれ方に慣れる必要があります。

中3の高校入試に向けた理科・社会の暗記では、次の流れがおすすめです。

1. 学校ワークや一問一答で基本用語を確認する
2. 覚える前に手を軽く握って、10問だけ取り組む
3. 答えを隠して言えるか確認する
4. 間違えた用語は、意味や関連する図表まで見る
5. 後日、同じ問題をもう一度解く

中3は範囲が広いため、「全部を完璧にしてから過去問」では間に合わないことがあります。基本用語の確認と、定期テスト・模試・過去問の解き直しを並行して進めましょう。

高校生|古文単語・英単語・日本史世界史の確認に使う

高校生は、古文単語、英単語、日本史・世界史の用語など、覚える量が一気に増えます。高校生の古文単語の覚え方では、1語1訳だけでなく、文中でどう使われるかまで確認することが大切です。

古文単語は、10語ずつ区切って意味を隠し、手を軽く握ってから思い出す練習にすると使いやすくなります。古文単語帳の選び方は、[普段の勉強から大学入試までに使えるおすすめ古文単語帳3選](https://seiseki-up-labo.com/kobun-words/)で詳しく紹介しています。

一方で、現代文や長文読解は、単語暗記だけでは伸びにくい分野です。語彙や漢字の確認に手を握る方法を使いながら、読解問題の解き直しもセットで行いましょう。現代文の勉強法は、[現代文の勉強法](https://seiseki-up-labo.com/gendaibun/)の記事も参考になります。

学年別・手を握る記憶術の使い方
学年 主な暗記内容 使い方 組み合わせたい勉強法 おすすめ記事
中1 英単語、漢字、理社の基本用語 10個ずつ区切り、手を握ってから意味を隠して答える 小テスト、学校ワーク、翌日確認 中学最初の中間テスト対策定期テスト対策
中2 英単語、理科・社会の用語、学校ワークの間違い 間違えた問題だけを一問一答にして、答えを隠して確認する 学校ワークの解き直し、親子での確認ルール作り 定期テスト対策勉強中の声かけ・親子げんか対策
中3 高校入試の理科・社会、英単語、歴史年号 基本用語を確認し、模試や過去問で間違えたものだけ再テストする 理科・社会一問一答、過去問の解き直し、模試の復習 千葉県公立高校入試 理科の傾向と対策
高校生 古文単語、英単語、日本史・世界史の用語 単語や用語を10個ずつ区切り、意味や説明を隠して思い出す 例文確認、用語説明、読解問題の解き直し 古文単語帳3選現代文の勉強法

この暗記法に使いやすいアイテム

まず試すなら、柔らかめのストレスボールや握力ボールがおすすめです。
強いハンドグリップは必要ありません。中学生なら、軽く握れるもののほうが続きます。

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なお、この方法は道具がなくても試せます。手を軽く握るだけで十分です。必要に応じて、暗記を続けやすくする補助グッズとして、単語カードや赤シートを使うとよいでしょう。

英単語や歴史用語には、暗記ペンと赤シートも相性がいいです。

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さらに、思い出す練習には単語カードが強いです。

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英単語の暗記に使う方法

英単語は、手を握る記憶術と相性がよい暗記の一つです。

おすすめは、10個ずつ区切ることです。

一度に50個、100個を覚えようとすると、どれが覚えられていて、どれが抜けているのかわからなくなります。

次の流れで進めてみてください。

  1. 英単語を10個だけ選ぶ
  2. 覚える前に手を軽く握る
  3. 英単語と日本語の意味を見る
  4. 日本語の意味を隠して言う
  5. 逆に、日本語から英語を思い出す
  6. 覚えた単語と覚えていない単語を分ける
  7. 1日後、3日後、1週間後に確認する

英単語は、ただ眺めるよりも、隠して思い出す練習を入れた方が定着しやすくなります。単語カードや赤シートを使うと、覚えたもの・まだ覚えていないものを分けやすくなります。

古文単語の暗記に使う方法

高校生の場合、古文単語の暗記にも使えます。

古文単語は、現代語と意味が違うものが多いです。

たとえば、今の感覚で意味を想像すると、本文の読み取りを間違えることがあります。

古文単語を覚えるときは、次の流れがおすすめです。

  1. 古文単語を10個だけ選ぶ
  2. 手を軽く握って、暗記に入る合図を作る
  3. 現代語訳を確認する
  4. 例文の中でどう使われているかを見る
  5. 意味を隠して答える
  6. よく出る意味を複数確認する

1語1訳だけで終わらせず、よく出る意味を確認することが大切です。

テスト前は、新しい単語を増やしすぎるより、学校で扱った単語や単語帳で印がついている単語を優先しましょう。

古文単語帳の選び方については、「普段の勉強から大学入試までに使えるおすすめ古文単語帳3選」でも解説しています。

古文単語帳おすすめ3選

価格・在庫・版の情報は変わることがあります。購入前にリンク先で最新版かどうかを確認してください。

マドンナ古文単語230 パーフェクト版

おすすめポイント:古文単語を基礎から固めたい子向け。単語数を絞って、まず定期テストや入試基礎でよく出る語を押さえたいときに使いやすい候補です。暗記が苦手な子は、1日10語ずつ隠して確認する使い方がおすすめです。

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速読古文単語[改訂版]

おすすめポイント:単語を文章の中で覚えたい子向け。古文単語を単独で暗記するだけでなく、読解にもつなげたい高校生に合いやすい候補です。定期テスト後に、受験古文の読解力まで伸ばしたい場合にも使いやすいです。

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新装版 新・ゴロゴ古文単語

おすすめポイント:語呂やリズムで覚える方が続きやすい子向け。古文単語に苦手意識があり、まずは覚えるきっかけがほしい場合に候補になります。テスト前は、語呂で見たあとに意味を隠して答える確認まで入れましょう。

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理科・社会の暗記に使う方法

理科・社会は、「読んだだけ」で覚えた気になりやすい科目です。

教科書を読む。
ノートを見る。
ワークの答えを眺める。

これだけでは、テストで思い出せないことがあります。理科・社会では、一問一答形式で思い出す練習を入れましょう。

手を握る方法は、覚える前と確認テスト前の合図として使えます。

たとえば、次のように使います。

  • 歴史の年号を隠して出来事を言う
  • 人物名を隠して説明を読む
  • 理科の用語を隠して意味を言う
  • 実験器具の名前と使い方をセットで確認する
  • 化学式を見て物質名を言う
  • 物質名を見て化学式を書く

間違えた問題は、その場で全部覚え直そうとしなくて大丈夫です。

印をつけて、翌日にもう一度やる。これだけでも、暗記の効率は変わります。

テスト前日の暗記ルーティン

テスト前日は、焦って新しい教材を広げたくなります。ただ、前日に新しい問題集を増やしすぎると、かえって不安が大きくなることがあります。

前日は、「覚える」より「思い出せるか確認する」に寄せましょう。

前日の夕方|学校ワーク・プリントの間違いだけを確認する

まず見るべきなのは、学校ワークやプリントで間違えた問題です。

テストは、学校で扱った範囲から出ることが多いです。

新しい教材に手を出す前に、

  • ワークで間違えた問題
  • プリントで印がついている問題
  • 小テストで落とした単語
  • 授業中に先生が強調した用語

を優先しましょう。

前日の夜|一問一答と単語を短時間で回す

夜は、一問一答や単語を短時間で回します。

おすすめは、1セット10分から15分です。

  1. 手を軽く握って始める
  2. 10問だけ解く
  3. 答え合わせをする
  4. 間違えたものに印をつける
  5. 印がついたものだけもう一度確認する

完璧を目指して全部をやり直すより、すでに間違えたものを優先した方が現実的です。

寝る前|新しいことを増やしすぎず、確認に絞る

寝る前に、新しい範囲を広げすぎるのはおすすめしません。

不安になって眠れなくなったり、どこも中途半端になったりしやすいからです。

寝る前は、

  • 英単語10個
  • 理科用語10個
  • 社会の年号5個
  • 漢字5個

のように、短く確認できるものに絞りましょう。

徹夜はすすめません。眠いままテストを受けると、覚えたことを思い出しにくくなったり、問題文の読み間違いが増えたりすることがあります。

当日の朝|覚えきれていないものだけを見る

当日の朝は、全部を見直そうとしなくて大丈夫です。

前日に印をつけたものだけを確認します。

新しいことを増やすより、「昨日出てこなかったものをもう一度出せるか」を確認しましょう。

なるべく、テストの直前まで、じっくりと見るのではなく、見る頻度や思い出す頻度を特に、覚えづらいものについてはすることが必要です。

暗記で失敗しやすい子の特徴

暗記が苦手な子には、いくつか共通するパターンがあります。

大切なのは、「暗記が苦手だから仕方ない」と終わらせず、やり方を変えることです。

失敗しやすい特徴 起こりやすいこと 改善策
教科書や単語帳を眺めるだけ 覚えたつもりになるが、テストで出てこない 赤シートや手で隠して、言えるか確認する
ノートにきれいにまとめて満足する まとめる時間が長く、確認テストが足りない まとめは短くし、小テストの時間を作る
書く回数だけ増やしている 手は動いているが、意味を思い出していない 書く前に、意味を言えるか確認する
一度覚えたら終わりにしている 翌日には抜けやすい 1日後、3日後、1週間後に短く確認する
間違えた問題を分けていない 毎回全部やり直して疲れる 間違えたものだけ付箋や印で集める
テスト直前に全部覚えようとする 範囲が広すぎて焦る 前日は間違えたものと重要語句に絞る
スマホを近くに置いたまま暗記している 通知や動画に流れやすい 暗記中だけ別の部屋に置く

暗記は、長く机に座ればよいわけではありません。「覚えたかどうかを確認する時間」があるかどうかが大切です。

暗記グッズを使うなら、「覚える」「隠す」「思い出す」「スマホを遠ざける」「時間を区切る」のどこを助ける道具なのかを決めて選びましょう。価格・在庫・仕様は変わることがあるため、購入前にリンク先で確認してください。

暗記を続けやすくする学習グッズ3選

道具は、暗記そのものの代わりにはなりません。けれど、確認テスト・スマホ対策・時間管理の型を作る補助としては使いやすいです。

ぺんてる スマート単語帳ノート SmaTan 12行

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おすすめポイント:英単語・古文単語・理社用語を「覚えたもの」と「まだ覚えていないもの」に分けたい子向け。ノートに書いて終わりにせず、あとで小テストしやすい形に残したい場合に候補になります。単語カードを作るのが面倒な子にも使いやすいタイプです。

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MoKo スマホタイマーボックス

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おすすめポイント:暗記中にスマホ通知や動画へ流れやすい子向け。スマホを「見ないようにする」だけでは難しい場合に、物理的に距離を作る補助として使えます。スマホ依存が治ると断定するものではなく、テスト前の15分・30分だけ集中環境を作るための道具として考えましょう。

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TickTime CubeB ポモドーロタイマー

TickTime CubeB ポモドーロタイマー

おすすめポイント:暗記を「何となく長時間」ではなく、5分・25分・30分のように区切って進めたい子向け。英単語10個、理社一問一答20問、古文単語10個など、短い小テストと相性がよいです。スマホのタイマーを使うと別アプリに流れやすい子にも候補になります。

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暗記グッズの選び方

暗記グッズは、買えば覚えられるものではありません。ただし、何を覚えるかに合わせて使い分けると、暗記の流れを作りやすくなります。

グッズ 向いている暗記 使い方 注意点 商品リンク設置欄
単語カード 英単語、古文単語、理社用語 覚えていないものだけを集める 全部をカード化しようとすると時間がかかりすぎる
赤シート 用語、意味、年号、漢字 答えを隠して思い出す 隠さず読んで終わらない
暗記ペン・チェックペン 教科書、プリント、ワーク 重要語句に印をつけて隠す 線を引きすぎると重要箇所がわかりにくい
付箋 間違えたページ、未暗記の語句 あとで戻る場所に貼る 貼るだけで満足しない
学習タイマー 短時間暗記、一問一答 10分、15分など時間を区切る 時間を測るだけでなく、確認テストまで行う
一問一答問題集 理科、社会、用語暗記 答えを隠して口頭でテストする 正解した問題を何度もやりすぎない
英単語帳 英単語、熟語 10個ずつ区切って確認する 眺めるだけで終わらない
古文単語帳 古文単語、多義語 例文と一緒に覚える 1語1訳だけにしない
理社暗記教材 高校入試、定期テスト 単元ごとに一問一答で確認する 用語だけでなく、理由や流れも確認する

手を握る記憶術と組み合わせたい暗記法

手を握る記憶術は、他の暗記法と組み合わせると使いやすくなります。

思い出す練習

暗記で一番重要なのは、答えを見ずに言えるか確認することです。

英単語なら、日本語を見て英語を言う。

理科なら、用語を見て意味を説明する。

社会なら、人物名を見て出来事を言う。

このように、頭の中から取り出す練習を入れましょう。

暗記の定着方法については、「定期テスト直前でも間に合う!最短で暗記を定着させる科学的メソッド」でも解説しています。

間違えたものだけを集める

全部を何度もやると、時間が足りなくなります。

大切なのは、間違えたものだけを集めることです。

単語カード、付箋、チェックペン、暗記ノートなどを使って、「次にやるべきもの」が見えるようにしましょう。

時間を空けて復習する

一度覚えたものも、時間が経つと抜けます。

そのため、当日、翌日、数日後に短く確認しましょう。

長時間まとめてやるより、短く何度か出会う方が続けやすいです。

復習の間隔を空ける考え方については、「資格試験や受験にも!科学的に証明された分散学習の効果」も参考になります。

声に出して確認する

英単語や用語は、声に出すと確認しやすくなります。

ただ目で追うだけだと、覚えたつもりになりやすいです。

小さな声でよいので、意味を言えるか確認しましょう。

小テスト形式にする

暗記は、小テスト形式にすると一気に確認しやすくなります。

保護者が口頭で出してもよいですし、自分で紙に書いてテストしてもよいです。

たとえば、

  • 英単語10問
  • 社会の人物名10問
  • 理科用語10問
  • 漢字5問

のように、小さく区切ると続けやすくなります。

問題の種類を混ぜて解く練習については、「なぜ順番に解くだけではダメ?成績を伸ばすインターリーブ学習法の秘密」も参考になります。

あわせて読みたい関連記事

集中に入る準備も整えたい人へ

良い点:脳波そのものを過信するのではなく、集中・休憩・睡眠・勉強前ルーティンを整える考え方につなげられます。手を握る暗記法を「暗記のスイッチ」として使う前に、勉強環境を整えたい人におすすめです。

脳波を活用した効率的な勉強法を読む

中1の最初の定期テストに向けて暗記を始める人へ

良い点:中学最初の中間テストで、何を・いつから・どの順番で勉強するかを考えやすくなります。英単語や理社の暗記だけでなく、学校ワークや提出物まで含めて準備したい中1生・保護者におすすめです。

中学最初の中間テスト対策を読む

塾で見る「暗記が伸びる子」と「伸びにくい子」の違い

このセクションは、成績UPラボらしさを出すために重要です。

ここでは一般論だけで終わらせず、塾長が実例を追記できるようにしています。

伸びる子は「思い出す練習」をしている

暗記が伸びる子は、覚える時間だけでなく、思い出す時間を作っています。

単語帳を見たあとに、隠して言う。一問一答を読んだあとに、答えを隠してもう一度言う。

こうした確認が入っています。

伸びにくい子は「覚える時間」だけが長い

伸びにくい子は、机に向かっている時間は長いのに、確認テストが少ないことがあります。

読んでいる。
書いている。
まとめている。

でも、答えを隠して出す練習が少ない。この状態だと、テスト本番で思い出せないことがあります。

暗記が苦手な子ほど、範囲を小さく区切る

暗記が苦手な子ほど、いきなり広い範囲をやろうとしがちです。

英単語50個。
社会のワーク全部。
理科の用語全範囲。

これでは、どこから手をつければよいかわからなくなります。まずは10個、10問、1ページのように小さく区切ることが大切です。

保護者が手伝うなら、答えを教えるより小テストを出す

保護者が暗記を手伝う場合、答えを教えすぎるより、小テストを出す方が効果的です。

「この単語の意味は?」
「この年号は何の出来事?」
「この用語を一言で説明してみて」

このように、答えを引き出す声かけをすると、子どもが自分で思い出す練習になります。

塾を使った方がいいケース

家庭だけで暗記が進まない場合、本人のやる気だけの問題とは限りません。

  • 何を覚えるべきか整理できていない
  • テスト範囲が広すぎて優先順位が決まっていない
  • 小テストの仕組みがない
  • 親子でやるとケンカになってしまう
  • 前の単元が理解できておらず、用語暗記だけでは点数につながらない

このような場合は、第三者と一緒に暗記の順番や確認方法を整理するのも一つの方法です。

家庭だけで暗記が進まない場合の選択肢

暗記が進まない原因は、やる気だけではありません。

何を覚えるべきか整理できていない。

テスト範囲が広すぎて優先順位が決まっていない。

覚えたかどうかの確認テストがない。

親子でやるとケンカになってしまう。

前の単元が理解できていないため、用語だけ覚えても点数につながらない。

こうした状態では、暗記時間を増やすだけでは改善しにくいことがあります。

幕張本郷・幕張西・近隣地域の方へ

暗記が苦手な場合、必要なのは「もっと長く勉強すること」ではなく、「何を・どの順番で・どう確認するか」を決めることかもしれません。

幕張本郷・幕張西周辺で定期テスト対策や暗記の進め方にお悩みの方は、成績UPラボの無料学習相談をご利用ください。

テスト前の暗記、どこから手をつけるか一緒に整理しませんか

学校ワーク・単語・理社の一問一答など、今の学習状況に合わせて優先順位と確認方法を考えます。

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地域外の方へ

近くに通える塾がない場合は、通信教育・オンライン教材・市販問題集も選択肢になります。

ただし、教材を増やせば暗記できるわけではありません。

選ぶときは、

  • 小テスト機能があるか
  • 間違えた問題だけ復習しやすいか
  • 定期テスト範囲に合わせやすいか
  • 学習量が多すぎないか
  • 保護者が進捗を見やすいか

を確認しましょう。

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よくある質問

Q. 右手を握ると本当に記憶力が上がりますか?

右手を握る方法は、記憶術として紹介されることがあります。ただし、右手を握れば必ず覚えられる、というものではありません。勉強では、暗記を始める合図として使い、答えを隠して思い出す練習と組み合わせるのがおすすめです。

Q. 左利きの場合はどうすればいいですか?

右手・左手の説明は、一般的な紹介として理解しておく程度で大丈夫です。左利きの人にそのまま当てはまるとは限りません。実際の勉強では、自分が集中しやすい手、落ち着きやすい動作で試してかまいません。

Q. 手を握るだけでテストの点数は上がりますか?

手を握るだけで点数が上がるわけではありません。点数につなげるには、覚える、隠す、思い出す、間違えたものをやり直す、問題演習で使う、という流れが必要です。

Q. 英単語の暗記にも使えますか?

使いやすいです。英単語を10個ずつ区切り、覚える前に手を軽く握り、意味を隠して言えるか確認しましょう。日本語から英語を思い出す練習も入れると、テストで使いやすくなります。

Q. 理科や社会の暗記にも使えますか?

理科・社会の用語、年号、人物名、一問一答とは相性がよいです。ただし、用語を覚えるだけでなく、意味や流れも確認しましょう。間違えた問題だけを翌日にもう一度やると、復習がしやすくなります。

Q. テスト前日は何を暗記すればいいですか?

前日は、新しい教材を広げすぎず、学校ワーク・プリント・小テストで間違えたものを優先しましょう。「覚える」より「思い出せるか確認する」時間を増やすのがポイントです。

Q. 暗記カードと赤シートはどちらがいいですか?

英単語や用語を分けて持ち歩きたいなら暗記カード、教科書やプリントの重要語句を隠したいなら赤シートが使いやすいです。どちらが上というより、覚える内容に合わせて使い分けましょう。

Q. 暗記が苦手な中学生は塾に行った方がいいですか?

暗記が進まない原因が、やる気ではなく、範囲の広さ、優先順位、小テスト不足にある場合は、塾で整理すると進めやすくなることがあります。特に定期テスト前に何から手をつければよいかわからない場合は、第三者と一緒に計画を立てるのも一つの方法です。

まとめ

手を握る記憶術は、暗記の補助として使えます。ただし、手を握るだけで成績が上がるわけではありません。

成績につなげるには、思い出す練習、反復、小テスト、解き直しが必要です。特に、英単語、古文単語、理科・社会の一問一答とは相性がよいです。

テスト前日は、新しいことを増やすより、間違えたものの確認を優先しましょう。

暗記グッズは、目的に合わせて選ぶことが大切です。単語カード、赤シート、チェックペン、一問一答問題集、学習タイマーなどは、使い方が決まっていれば暗記の助けになります。

家庭で暗記が進まない場合は、勉強時間を増やす前に、何を・どの順番で・どう確認するかを見直してみてください。

幕張本郷・幕張西周辺で、定期テスト対策や暗記の進め方に不安がある方は、成績UPラボの無料相談をご利用ください。

暗記のやり方を、テスト範囲に合わせて整理します

英単語・理社一問一答・学校ワークなど、何から確認すべきか迷っている方はご相談ください。

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地域外の方は、問題集・通信教育・オンライン教材も選択肢になります。ただし、どの方法を選ぶ場合も、教材を増やすだけでなく、確認テストとやり直しの仕組みまでセットで整えていきましょう。

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