はじめに|「うちの子だけ伸びないのでは」と感じていませんか?
「塾にも通っているのに、思ったほど成績が伸びない」
「本人なりに頑張っているのに、結果がついてこない」
「叱らないとやらない。でも叱ると関係が悪くなる」
中学生の保護者の方から、日々こうした声を聞きます。
周りの子が伸びているように見えると、
「うちの子だけ何かが足りないのでは?」と不安になりますよね。
この記事では、成績UPラボが入塾時アンケートと1年間の追跡から見えてきた、
成績が伸びる子に共通する“意外な要素”についてお話しします。
いわゆる「勉強時間」や「教材の量」とは少し違う視点です。
よくある誤解|成績は“量”と“叱咤”で上がる?
一般的によく言われるのは、
- 勉強時間を増やせば成績は上がる
- やらないなら叱るべき
- 気合いが足りない
といった話です。
もちろん、努力は大切です。
しかし、現場で長く見ていると、
量を増やしても伸びない子、
叱るほど逆に停滞する子が一定数いることがわかります。
成績UPラボでは、入塾時にいくつかのアンケートを取っています。
その中で、意外な相関が見えてきました。
成績UPラボの視点|成績は「脳・感情・環境」の三位一体
① 長距離タイプの子は伸びやすい?
入塾時に
「長距離と短距離、どちらが得意か」という質問をしています。
その結果、
長距離が得意と答えた生徒は、短距離タイプより約4割、成績上昇の可能性が高い
という傾向が見えてきました(入塾から1年間の追跡)。
これは体力の問題というより、
- 嫌なことへの耐性
- 不快感との付き合い方
- 感情コントロール力
が影響している可能性があります。
長距離は「すぐ結果が出ない競技」です。
勉強も同じです。
この耐性があるかどうかは、想像以上に影響します。
② 発酵乳製品と成績の相関
もう一つ興味深いのが、
「発酵乳製品をよく摂取しているか」という質問です。
積極的に摂取している生徒は、
そうでない生徒に比べ、約2割ほど成績が伸びる可能性が高い傾向がありました。
これは「脳と腸の相関」という観点からも説明がつきます。
腸内環境は感情安定や集中力に影響します。
集中できる時間が増えれば、当然学習効率も変わります。
③ 「よく叱る」と成績の関係
さらにもう一つ。
「これまで子どもをよく叱ってきたか」という質問では、
よく叱ってきたと回答する家庭より、そうでない家庭の生徒の方が成績上昇の可能性が高いという傾向がありました。
叱ること自体が悪いわけではありません。
ただ、叱責が増えると、
- 自己効力感の低下
- 失敗回避思考
- チャレンジの回避
につながりやすいのです。
実際の現場エピソード
ケース①:有酸素運動と発酵乳製品で108点アップ
中2の秋に入塾してきた男子生徒。
勉強時間は確保できていましたが、集中が続かない。
そこで、
- ジョギングなどの有酸素運動
- 発酵乳製品の摂取
を提案しました。
1年間で5教科合計108点アップ。
学力だけでなく、表情まで変わりました。
ケース②:叱る回数を減らしただけで勉強時間増加
よく叱っていると自覚されていた保護者の方に、
「叱る頻度を減らしてみませんか」とお伝えしました。
すると、その生徒の家庭学習時間が平均30分増加。
結果的に成績も上昇しました。
子どもは、
安心できる環境でこそ挑戦します。
今日からできること
① 運動を“勉強の一部”にする
- 20分の軽いジョギング
- 週2〜3回の有酸素運動
これは体力づくり以上の意味があります。
② 腸内環境を整える
- ヨーグルト
- 納豆
- キムチ
食事は地味ですが、継続が効きます。
③ 言葉を変える
❌「なんでできないの?」
⭕「どうしたらできそう?」
この一言で、脳の使い方が変わります。
④ やらなくていいこと
- 不安から叱る
- 他の子と比較する
- 量だけを増やす
まとめ|成績は“内側”から整う
成績は、単なる勉強量の問題ではありません。
- 感情の安定
- 嫌なことへの耐性
- 腸と脳の状態
- 親子の関係
これらが整ったとき、初めて努力が結果につながります。
焦る気持ちは自然です。
でも、叱らなくても、量を増やさなくても、
変えられることがあります。
まずは環境から。
よくある質問(FAQ)
Q1. 運動はどのくらいすればいいですか?
週2〜3回、20分程度の軽い有酸素運動で十分です。
Q2. 発酵乳製品は必ず必要ですか?
必須ではありませんが、腸内環境の安定は集中力に影響します。
Q3. 叱らないとやらない場合は?
まずは叱る頻度を減らし、行動を具体化する声かけを増やしてみてください。
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