これまで、中学受験生の保護者様に、「どうしたら国語ってできるようになりますか?」という質問を数多くいただきました。そこで今回は、国語が苦手な中学受験生のお子さんをお持ちの保護者様必見の「中学受験生向けの国語の伸ばし方」をご紹介します!
中学受験生で、国語(特に現代文)が苦手な生徒に、【あること】を行います。それは、「音読」です。なぜかというと、「音読」をしてもらうと、言葉の区切れを理解しているのかを確認することができるからです。
大人の視点でいうと、「音読=出来て当然」という認識かもしれませんが、語彙力の発展途上では、言葉の区切りを認識することができずに、読み飛ばしてしまっている可能性があるということです。
そこで、もし、つっかかりながら音読をしているようだったら、語彙力を伸ばしてあげる必要があるかもしれません。ただし、注意が必要なのですが、国語が苦手な生徒は、「テキスト」で国語の勉強を敬遠しがちです。そこで、「マンガが書かれている」語彙のテキストで、遊び半分で出来るものからやるのをおすすめします!
中学受験生おすすめ語彙テキスト
☆10才までに覚えておきたい ちょっと難しい1000のことば【ジュニア版】
「ちょっと難しい1000のことば」シリーズの初級編です。マンガが書かれているので、マンガを読みながら、意味を理解することができて、国語嫌いの生徒さんには、まずこれをおすすめしています。語彙のレベルは、十分中学受験で戦えるだけの水準になっているので、問題ないです。ただ、どうしても、マンガが挿入されている分だけ、ページ数が多くなってしまっているので、そこが難点。
マンガなしのクイズ形式のみのテキスト(こちらの方がより実践感があります)もございますので、下記のリンクからご確認ください。
☆ちょっと難しい1000のことば【レベル2】
このレベルまでやっておけば、難関中学の受験も、クリアできるくらいの語彙レベルになっています。なので、先ほど、ご紹介した「10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば」を完璧にしてから、行うようにしてください。ここまでやっても成績が伸びない場合は、読解から問題の解答に課題が置かれているケースが多いです。
最後に
なかなか国語の成績が伸びないと悩んでいるのであれば、一度「音読」をしてみて、上手に読めないようだったら、上記の語彙力UPのテキストをやってみることをおすすめします!