成績に悩んでいる保護者様や生徒様に共通することの一つに、「目標」が設定できていないということが上げられます。この成績UPにも繋がる「目標設定」を非常に重要視している超有名企業があります。それは、インターネット検索最大手「Google」です。Googleでは、「目標」とその成果の経過を計測する「OKR(Objectives and Key Results)」で、人材の成長を促しています。そこで今回は、Googleが実践している「目標設定」と「OKR」についてご紹介します!幕張西中、習志野3中や私立の中高一貫に通っている生徒さん必見です。また、お仕事をされている保護者様にもご自身のお仕事に生かしていただける内容ですので、参考にされてください。
「目標」と「OKR(成果指標)」とは⁈
世界でも有名な企業「Google」では、人材教育の現場で、「目標」とその目標に対しての成果を計測する「OKR(Objectives and Key Results)」が設定されています。では、この「目標」と「OKR」の違いは何でしょうか?
「目標」とは⁈
目標は、場合によっては若干気後れするくらいの高いレベルに設定します。(Google re:workより)
上記は、Googleが、自社の人材教育をオープンにした「re:Work」に記載されている「目標」についての説明です。目標を設定することで、パフォーマンスや結果が改善されることが、国内外の研究者の研究で明らかになっています。ただ、上記の内容で重要なことは、「目標は高いレベルで設定する」ことが重要であると記載されていますが、ここでいくつか注意が必要です。
具体的、客観的、かつ明確な言葉を使用します。目標が達成されたかどうか、客観的に見て明らかであることが必要です。
定期テストや模擬試験でいうのであれば、「できた」とか「できなかった」という感覚での結果ではなく、客観的な評価が可能な点数の結果を目標とする必要があるということです。
例えば:次回の中間テスト5教科(国数英理社)合計で、400点を取る
上記の目標であれば、「次回の中間テスト」という、いつのテストかが明確になっています。また、「5教科(国数英理社)合計で、400点を取る」ことも、客観的かつ具体的な目標です。
また、もう一つ注意しなければならないのが、実現不可能な「目標」にしてしまい、モチベーションが下がってしまうことです。そこで、重要な成果指標として「OKR」の考え方が導入されています。次は、重要な成果指標である「OKR」についてみていきましょう。
「OKR(成果指標)」とは⁈
Googleのre:Workには、「OKR」は下記のように記載されています。
成果指標は、数値化して測定し、簡単に評価できるようにします。
OKR では、目標の 60~70% の達成率が理想的です。逆に、達成率が常に 100% の場合、その OKR の設定レベルが低いと言えるので、もっと野心的な目標を立てる必要があります。
(Google re:workより)
OKRは高いレベルで設定された「目標」に対しての到達率です。そのため、Googleでは、目標の60〜70%の達成率が理想的とされています。ただ、勉強に関しては、5教科合計の満点が、500点という点数の範囲が決められてしまっているため、成績UPラボでは、85〜90%程度として、目標とOKRの設定をしています。
また、OKRは、目標に対しての成果指標ですので、目標を到達するために、必要な要素を3つほど洗い出して、数値化させることが必要とされています。例えば、先ほどの「5教科の目標を400点に目標設定」した場合、OKRを3つ数字的結果と紐づけて設定してみるとしましょう。その場合の条件を下記に記載します。
・直近の定期テストの5教科合計が320点。
・暗記科目が比較的得意。特に、社会は得意。
・通常、国語は、60点。数学60点
上記の条件に基づいて、成績UPラボで目標値とOKRと紐付けた必要な要素を設定してみると、下記のようになります。
要素①:英語80点
要素②:理科80点
要素③:社会85点
まとめ
・「目標」は高く設定する。ただし、モチベーションが下がってしまうような目標は立てない。
・「目標」設定はなるべく高く設定し、その85〜90%程度の到達率を一旦の合格ラインとしてのOKRとする。
・次回のテストで、目標までの残りの点数をどのように埋めていくのかの計画を立てる。
お問い合わせ
少しでも、成績UPラボが気になりましたら、下記のページよりお問い合わせください。なお、現時点で、生徒様の定員数を25名とさせていただいておりますので、ご興味ございましたら、お早めにお問い合わせください。
お問い合わせページ:https://seiseki-up-labo.com/contact/