公開日:2026年11月1日|最終更新:2026年11月1日|執筆:吉敷(成績UPラボ代表・塾長)
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数検4級の個人受検は年17回あり、2026年度からはインターネット申込だけになりました。2026年11月1日時点で次に申し込めるのは2027年1月16日(土)の回で、11月2日に受付開始、12月1日が締切です。
- 個人受検は4,300円、学校・塾の団体受検は3,800円
- 電卓は1次では使えず、2次では使える(スマートフォンは不可)
- 持ち物は受検証・黒の鉛筆かシャープペンシル・消しゴム、2次は定規とコンパスも。分度器は使えない
- WEB合否は検定日の約3週間後、模範解答は約2週間後から
数検4級の受検方法:個人受検と団体受検
数検4級の受け方は、「個人受検」と「団体受検」の2つです。
| 個人受検 | 団体受検 | |
|---|---|---|
| 申し込み | 各自で会場と検定日を選び、インターネットで申し込む | 学校や塾などの担当者を通して申し込む |
| 会場 | 協会の会場、または提携機関(学習塾など)の会場。定員制 | 申し込んだ学校・塾などの案内に従う |
| 回数 | 年17回 | 実施している団体に確認する |
| 受けられる級 | 1〜11級(検定日・会場によって異なる) | 準1〜11級 |
| 4級の検定料 | 4,300円 | 3,800円 |
2026年度から、個人受検のしくみが変わりました。それまでのA日程・B日程は統合され、申し込みはCBT-Solutionsのインターネット申込だけになっています。コンビニ・郵送・LINEでの申し込みは終了しました。会場ごとに定員があり、定員になりしだい締め切られます。以前の申し込み方法のまま書かれた記事もあるので、申し込む前に公式の個人受検のページで確かめてください。
通っている学校や塾で団体受検をしているなら、そちらのほうが検定料は500円安くなります。まずは学校や塾に、団体受検があるか聞いてみましょう。
個人受検の申し込みの流れ
- 公式の検定日程のページで、受けたい回の受付開始日と申込締切を確かめる。
- 受付が始まったら、CBT-Solutionsのインターネット申込で、会場と検定日を選ぶ。会場ごとに受けられる級がちがうので、4級があるかを確かめる。
- 画面の案内に従って申し込みを済ませる。定員になると締め切られるので、受付開始から早めに。
- 検定日の約2週間前に、電子ファイルの受検証が発行される。検定日と会場をもう一度確かめる。
中学生が申し込むときは、保護者の方といっしょに画面を見ながら進めると、会場や級の選びまちがいを防げます。
2026年度後半の検定日と申込締切(2026年11月時点)
個人受検の2026年度後半の日程は次のとおりです(2026年11月時点。公式の日程ページの内容をもとにしています)。どの回にも4級がふくまれていますが、受けられる級は会場によって異なります。
| 検定日 | 受付開始 | 申込締切 | WEB合否確認日 |
|---|---|---|---|
| 2026/11/7(土) | 8/31 | 9/29 | 11/27 |
| 2026/11/13(金) | 9/7 | 10/6 | 12/3 |
| 2026/11/14(土) | 9/7 | 10/6 | 12/3 |
| 2026/12/5(土) | 9/28 | 10/27 | 12/24 |
| 2027/1/16(土) | 2026/11/2 | 2026/12/1 | 2027/2/4 |
| 2027/2/12(金) | 2026/12/7 | 2027/1/8 | 2027/3/4 |
| 2027/2/13(土) | 2026/12/7 | 2027/1/8 | 2027/3/4 |
| 2027/3/6(土) | 2026/12/21 | 2027/1/26 | 2027/3/26 |
- 2026年11月7日・11月13日・11月14日・12月5日の回:申込締切を過ぎています。
- 2027年1月16日(土)の回:受付前。2026年11月2日(月)に受付開始、12月1日(火)締切です。次に申し込める回は、この回です。
- 2027年2月12日(金)・2月13日(土)の回:受付前。2026年12月7日(月)に受付開始、2027年1月8日(金)締切です。
- 2027年3月6日(土)の回:受付前。2026年12月21日(月)に受付開始、2027年1月26日(火)締切です。
日程は変わることがあります。申し込む前に、必ず公式の検定日程のページで最新の情報を確認してください。
検定日の選び方:申込締切から逆算する
表を見ると、申込締切は検定日のおよそ5〜7週間前、受付開始はおよそ2か月半前です。「勉強が仕上がってから申し込もう」と考えていると、締切に間に合わないことがあります。先に検定日を決めて申し込み、そこから勉強の計画を立てるのがおすすめです。会場は定員制なので、受付が始まったら早めに申し込むと、近い会場を選びやすくなります。
中学生は、学校の定期テストや行事と重ならないかも、学校の予定表で確かめましょう。定期テストの直後の回を選ぶと、テスト勉強で固めた単元をそのまま生かせます。残りの期間ごとの勉強の進め方は、数検4級の勉強計画の記事で解説しています。
検定料と免除のしくみ
4級の検定料は、個人受検が4,300円、団体受検が3,800円です。古い記事では、以前の金額のまま書かれていることがあるので、申し込むときは公式サイトの金額を確かめてください。
前の回で1次か2次の片方だけに合格した人は、次回以降、合格したほうの検定の免除を申請して受検できます。このとき検定料は1,000円引きになります。個人受検なら、計算すると3,300円です。どちらか一方だけの合格の扱いや、合格点の目安は数検4級の合格点の記事でくわしく解説しています。
電卓のルール:1次は使えない、2次は使える
| 1次(計算技能検定) | 2次(数理技能検定) | |
|---|---|---|
| 電卓 | × 使えない | ○ 使える |
| 使えるもの | 使えないもの |
|---|---|
| 一般的な電卓、関数電卓、グラフ電卓 | スマートフォン・タブレットなど、電子辞書、パソコンの電卓機能、通信機能や印刷機能のある電卓 |
スマートフォンの電卓アプリは使えないので、2次用の電卓を必ず用意してください。関数電卓やグラフ電卓も使えますが、操作に慣れていない電卓を当日はじめて使うと、押しまちがいのもとになります。ふだん使い慣れた一般的な電卓で十分です。過去問を解くときから本番で使う電卓を使い、ボタンの位置に慣れておくと安心です。
電卓で楽になる問題
電卓が力を発揮するのは、割合・速さ・単位の換算など、小数や大きな数の計算が出る問題です。
例題(小6・割合)電卓を使ってよい問題
定価3800円の品物を、定価の15%引きで売りました。(1) 売った値段は何円ですか。(2) この品物の原価は2500円です。売った値段で売ったときの利益は、原価の何%ですか。
答えと解き方
答え (1) 3230円 (2) 29.2%
(1) 15%引きは、定価の 1−0.15=0.85(倍)。3800×0.85=3230(円)。
(2) 利益は 3230−2500=730(円)。730÷2500=0.292 なので 29.2% です。
電卓に任せるのは「3800×0.85」「730÷2500」の部分です。式を先に書いてから電卓を使うと、押しまちがいに気づけます。× 3800×0.15=570 は値引きの額なので、売った値段ではありません。
電卓に頼らないほうがよい問題
- 分数の答え(確率など):電卓では小数になってしまうので、分数のまま約分します。
- 「円周率は π とします」とある問題:3.14 をかけずに、π を残したまま答えます。
- 方程式・連立方程式:電卓では解けません。式を立てて、自分で解きます。
例題(中1・空間図形)
底面の半径が6cm、高さが8cmの円錐の体積を求めなさい。ただし、円周率は π とします。
答えと解き方
答え 96π cm3
錐体の体積は「3分の1×底面積×高さ」。1/3×π×62×8=96π(cm3)です。
× 電卓で 3.14 をかけた 301.44 は、問題の指示に合っていません。× 3分の1をかけ忘れると 288π になります。
持ち物チェックリスト
- 受検証(個人受検は電子ファイル。検定日の約2週間前に発行されます)
- 鉛筆またはシャープペンシル(黒のHB・B・2B)
- 消しゴム
- ものさし(定規):2次で必要
- コンパス:2次で必要
- 電卓:2次で使える(使える種類は上の表のとおり)
使えないもの:分度器、マルチ定規、スマートフォンなどの電卓機能。定規はふつうのものさしを用意しましょう。
4級以下は、受検証に顔写真がいりません。受検証が発行されたら、すぐに検定日と会場を確かめておきましょう。前日の夜には、このリストで持ち物をそろえ、電卓の電池が切れていないかも確認しておくと安心です。
当日の流れと時間配分
当日は、1次(計算技能検定・50分)→ 休憩 → 2次(数理技能検定・60分)の順に進みます。休憩の長さや集合の時刻は、受検証や会場の案内に従ってください。
| 場面 | やること |
|---|---|
| 1次の前 | 受検証と筆記用具を出す。1次は電卓を使えないので、指示に従ってしまっておく |
| 1次(50分・30問) | 1問1分半を目安に30問を45分で。残りの5分で符号・かっこ・約分を見直す |
| 休憩 | 2次で使う電卓・定規・コンパスを準備する。終わった1次の答えは気にしない |
| 2次(60分・20問) | 1問2分半を目安に20問を50分で。残りの10分で途中式・単位・約分を見直す |
2次は、解けそうな問題から手をつけてかまいません。特有問題(本ブログでは、規則性や曜日・時計・試合数など、教科書の単元に当てはまりにくい問題をこう呼んでいます)で止まったら、印をつけて先に進みましょう。2次の問題の解き方そのものは、2次(数理技能)対策の記事で紹介しています。
はじめて検定を受ける人や、5級から一つ上の4級に挑戦する人は、会場までの行き方と、かかる時間を前日までに調べておきましょう。当日に慌てないことも、実力を出しきるための準備のひとつです。
当日の失敗で避けたいのは、実力と関係のないところで点を落とすことです。電卓を忘れた、コンパスがない、時間配分を考えていなかった、というミスは、前日までに準備しておけば必ず防げます。持ち物と時間配分は、問題を解く力と同じくらい大切な「試験の準備」です。
結果がわかる時期
| わかること | 時期・内容 |
|---|---|
| 模範解答 | 検定日の約2週間後から公式サイトで見られる |
| WEB合否確認 | 検定日の約3週間後(上の日程表の「WEB合否確認日」) |
| 個別成績票 | 受検者全員に出る |
| 合格証 | 両方合格は実用数学技能検定合格証、1次だけは計算技能検定合格証、2次だけは数理技能検定合格証 |
模範解答が出たら、迷った問題の解き方を確かめておきましょう。結果を待つ間の、いちばん良い復習になります。片方だけ合格した場合は、次の回で合格した検定の免除を申請でき、検定料が1,000円引きになります。
公式の検定日程のページで受けたい回の受付開始日と申込締切を確かめ、カレンダーに「申込締切」と「検定日」の2つを書きこみましょう。
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数検4級のよくある質問
数検4級はどの検定日でも受けられますか?
個人受検の日程表では、どの回にも4級がふくまれています。ただし、受けられる級は会場によって異なるので、申し込むときに会場ごとの階級を確かめてください。
数検4級の1次で電卓は使えますか?
使えません。電卓を使えるのは2次(数理技能検定)だけです。一般的な電卓・関数電卓・グラフ電卓は使えますが、スマートフォンやタブレット、通信機能のある電卓などは使えません。
数検4級の受検証に顔写真は必要ですか?
4級以下は顔写真がいりません。個人受検の受検証は電子ファイルで、検定日の約2週間前に発行されます。
分度器やマルチ定規は持ちこめますか?
分度器とマルチ定規は使えません。2次で使うのは、ものさし(定規)とコンパスです。
コンビニや郵送で申し込めますか?
2026年度から、個人受検の申し込みはCBT-Solutionsのインターネット申込だけになりました。コンビニ・郵送・LINEでの申し込みは終了しています。
出典
検定日程(日本数学検定協会)
受検方法(日本数学検定協会)
個人受検(日本数学検定協会)
検定について・持ち物(日本数学検定協会)
実用数学技能検定 4級の概要(日本数学検定協会)
合否確認・模範解答(日本数学検定協会)
(2026年11月1日確認)



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