夏休みが近づくと、保護者の方からよく聞く悩みがあります。
「休みに入ると、子どもがまったく勉強しなくなる」
「朝起きる時間が遅くなって、生活リズムが崩れる」
「スマホやゲームばかりになりそうで心配」
「夏休み明けのテストで一気に差がつきそう」
小学生・中学生にとって、夏休みは楽しい時間です。けれど、親にとっては不安も大きい時期です。
実は、夏休みは成績が上がる子と下がる子の差がつきやすい時期です。
ただし、毎日長時間勉強させればよいわけではありません。大切なのは、夏休み中に「完全に勉強から離れない仕組み」を作ることです。
夏休みに成績が崩れる子の共通点
夏休み明けに苦しくなる子には、いくつか共通点があります。
朝起きる時間が毎日バラバラ。
宿題を後回しにして、最後の数日で一気にやる。
スマホやゲームの時間が増えすぎる。
学校の授業が止まることで、勉強の習慣も止まってしまう。
苦手な単元をそのままにして、2学期に入ってさらにわからなくなる。
特に中学生は、夏休み明けから学習内容が一段難しくなることがあります。数学、英語、理科は、前の単元がわからないまま進むと、一気についていけなくなることがあります。
つまり夏休みは、遊ぶ時間をなくす時期ではありません。
2学期に困らないための土台を整える時期です。
親がやりがちな失敗
夏休みになると、親はつい焦ります。
「早く宿題をやりなさい」
「ゲームばかりしないで」
「このままだと2学期に困るよ」
こう言いたくなる気持ちは、とてもよくわかります。
ただ、毎日同じように注意していると、子どもはだんだん聞かなくなります。
親の言葉が「勉強しなさい」という音として流れてしまうのです。
夏休みに大切なのは、気合いで動かすことではありません。
子どもが動きやすい仕組みを作ることです。
まず決めるのは勉強時間ではなく生活リズム
夏休みの勉強計画というと、最初に「1日何時間勉強するか」を決めたくなります。
でも、それより先に決めたいのは生活リズムです。
起きる時間。
寝る時間。
勉強を始める時間。
スマホやゲームを使う時間。
この4つが決まっていないと、勉強計画は崩れやすくなります。
おすすめは、午前中に短い勉強時間を作ることです。
たとえば、朝食後に30分だけ学校の宿題をする。
午前中に英単語を10個だけ覚える。
数学の計算を5問だけ解く。
長時間でなくて大丈夫です。
午前中に少しでも勉強できると、「今日はもう少しやった」という感覚が残ります。
この小さな達成感が、夏休みの崩れを防ぎます。
夏休みの勉強は「毎日少し」が一番強い
夏休みの勉強で一番避けたいのは、最初は何もせず、最後にまとめてやることです。
宿題は終わるかもしれません。
でも、学力は積み上がりにくくなります。
特に英語や数学は、短時間でも毎日触れることが大切です。
英語なら、単語を5個だけ見る。
数学なら、計算を3問だけ解く。
国語なら、短い文章を1つ読む。
理科や社会なら、用語を3つだけ確認する。
このくらいで十分です。
大切なのは、勉強時間を長くすることより、勉強をゼロにしないことです。
ゼロの日が続くと、再開するのがとても重くなります。
夏休みの英語は「書く練習」が差になる
夏休みは、英語の復習にとても向いています。
特に中学生は、英単語と文法だけでなく、英作文の練習をしておくと2学期以降に差がつきやすくなります。
英作文は、学校の授業だけでは練習量が足りないことがあります。
しかも、自分で書いた英文が合っているかどうかは、子どもだけでは判断しにくいものです。
英検や受験を考えるなら、夏休みのうちに「自分の考えを英語で書く」練習を少し始めておくと安心です。
英作文の添削を受けたい場合は、オンライン英文添削サービスのIDIYを活用する方法もあります。
IDIYは、英作文の課題出題、添削、採点、復習までをオンラインで進められる英文添削サービスです。英検ライティング対策や、学校の英作文練習にも使いやすいサービスです。
自由研究や思考力には「遊びながら学ぶ」教材も合う
小学生の場合、夏休みは自由研究や工作、読書感想文など、普段とは違う学びに取り組める時期です。
ただ、親が全部準備してしまうと、子どもは作業だけになってしまいます。
大切なのは、子ども自身が「なぜだろう」「やってみたい」と思えることです。
プログラミング、数理パズル、アート、理科的な探究などに興味がある子には、STEAM通信教材のワンダーボックスも選択肢になります。
机に向かって勉強するというより、遊びの中で考える力や創造力を育てていくタイプの教材なので、夏休みの家庭学習とも相性がよいです。
ワンダーボックスの体験教材を見てみるスマホ・ゲームは「禁止」より「順番」
夏休みに親子でぶつかりやすいのが、スマホやゲームです。
一日中ゲームをしているように見えると、親は不安になります。
ただ、いきなり禁止にすると、反発が強くなることがあります。
おすすめは、時間だけで決めるのではなく、順番で決めることです。
「宿題を1ページやったらゲーム」
「午前中の勉強が終わったら動画」
「夜9時以降はスマホをリビングに置く」
このように、先にやることと後で楽しむことをセットにします。
子どもにとっても、何をすれば自由時間になるのかがわかりやすくなります。
夏休み後半に慌てないための3ステップ
夏休みをうまく過ごすために、最初にやることは3つだけで十分です。
1つ目は、宿題を全部書き出すことです。
学校のワーク、作文、自由研究、読書感想文、プリントなど、すべて紙に書き出します。
2つ目は、いつやるかをざっくり決めることです。
細かく決めすぎると崩れます。週ごとに「この週はワークを半分」「この週は自由研究」くらいで大丈夫です。
3つ目は、親が確認する日を決めることです。
毎日細かくチェックすると親子で疲れます。
週に1回だけ、「どこまで進んだ?」と確認する日を作る方が続きやすくなります。
夏休みは苦手をつぶすチャンス
学校がある時期は、授業、宿題、部活、習い事で忙しく、苦手単元を戻って復習する時間がなかなか取れません。
だからこそ、夏休みは苦手を見直すチャンスです。
数学なら、計算ミスが多いのか、文章題で止まるのか。
英語なら、単語が弱いのか、文法が弱いのか、英作文が弱いのか。
国語なら、漢字なのか、読解なのか、記述なのか。
苦手を「英語が苦手」「数学が苦手」と大きく見ると、何をすればいいかわからなくなります。
「どこで止まっているか」まで小さく分けることが大切です。
成績UPラボに相談するタイミング
夏休みは、学習習慣を整える大きなチャンスです。
ただ、家庭だけで勉強計画を立てようとすると、親子でぶつかってしまうこともあります。
勉強しない。
宿題が進まない。
苦手単元がわからない。
夏休み明けのテストが不安。
そんなときは、第三者が入ることで整理しやすくなることがあります。
成績UPラボでは、お子さまの学習状況を見ながら、夏休みに何を優先すればよいか、どこから復習すればよいかを一緒に考えます。
幕張本郷・幕張西周辺で、夏休みの勉強や2学期に向けた準備に不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
夏休みは、子どもにとって大切な休みの時間です。
だから、勉強だけで埋める必要はありません。
ただし、完全に勉強から離れてしまうと、2学期のスタートで苦しくなることがあります。
大切なのは、毎日少しでも学習に触れること。
生活リズムを大きく崩さないこと。
宿題を最後にためこまないこと。
英語や数学など、積み上げが必要な科目をゼロにしないこと。
夏休みは、成績を一気に伸ばすためだけの期間ではありません。
2学期に気持ちよく戻るための準備期間です。
親子で無理なく続く形を作って、夏休みを楽しく、そして意味のある時間にしていきましょう。
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