いよいよ、「中学校に入学」と心を弾ませている人も多いのではないでしょうか?そこで、今回は、中学校に入学して、すぐの「1学期(前期)の中間テスト」が大切な理由について、ご紹介します。
最初のテストが大切な訳とは⁈
中学校の最初の定期テストは、ほぼ、いや「全部」と言っていいくらい、「暗記」で点数が取れてしまう問題ばかりです。ですので、点数が取りやすいのが特徴です。
ただ、これまで、数千人の中学生の生徒を見てきましたが、優秀な生徒の特徴として、共通しているものがあります。それが、最初の1年生の前期中間テストで、好成績を獲得することができているということです。
特に、中学3年間で、学年トップ10に入る生徒の多くは、この最初の中間テストで450点以上を獲得している傾向にあります。その理由は、「維持したい」というモチベーションから、勉強をする習慣がつくということです。最初の中間テストで、良い成績を獲ると、次回もその成績もしくはそれ以上を取りたいというモチベーションが働き、最初の中間テストよりも、その次の期末テストの勉強時間が上回るということが多くなります。
【大切なポイント①】
上位成績者に入るなら、とにかく「中学最初の中間テスト」で高得点を獲得するべし!
最初の中間テストの落とし穴
その一方で、最初の中間テストは、暗記すれば、正解することができる問題が多いのにも関わらず、点数を取れない場合の多くは、「小学校からの勉強スタンス」から脱することができていないということです。
小学校の場合は、各教科の各単元で、テストがありますので、授業ほやほやの状態で、テストを受験することができます。しかし、中学の定期テストは、5教科の多くの単元から出題されますので、小学校以上にテストに対して、本来であれば、準備をしなければなりません。
また、「小学校のテストで80点を取っていたから大丈夫!」と思っている保護者の皆さん、要注意です。これまでの経験ですが、「小学校のテストの80点」は中学校の定期テストの何の担保にもなりません。むしろ、この油断が後々、困った状況になった生徒を多く見てきましたので、「小学校のテストで80点以下」を取っていた生徒は早めに塾に通うなどして、対応しましょう。
しかし、生徒自身、最初の中間テストの重要性に気づいていないため、多くのご家庭では、中学入学から「入塾」して、テストに対しての対応されます。これは、成績UPラボに限らずですが、体験授業を受けるための問い合わせの時に、事前に、テスト前に定期テストの対策授業があるのかを聞いておいた方がいいです。
また、これは、これまで、学習塾の立ち上げを数社関わってきて、なおかつ、多くの学習塾様にアドバイスさせていただいた経験なのですが、塾長もしくは入塾を検討している校舎の教室長が、公立の中学出身者かどうかは確認しておいて間違いないです。
というのも、中高一貫出身の塾長や教室長でも、力がある塾は、公立中学への対応ができるところも多くありますが、一方で、内申点に繋がる定期テストへの対応が覚束ない塾もあるので、注意が必要です。
【大切なポイント②】
・定期テスト前に、テスト対策のための授業があるか確認!
・小学校のテストで80点を取っていたことは何の担保にもならない!
・塾長もしくは教室長が、「公立中学の出身者」かどうかを確認!
入学時から高校受験は始まっている⁈
これまで、多くの生徒様や保護者様とお話しさせていただく中で、「もっと早く定期テストに重点をおけばよかった…」というお声をよく耳にします。これは、つまるところ、中学1年の時から、テスト勉強をしっかりやって、テストの点数を伸ばしておけばよかったということです。では、なぜ、このようなことを、おっしゃる方が多いのでしょうか?
それは、成績UPラボがある千葉県の高校受験は、「1年生からの成績(内申点)が高校受験で加味される」からです。ですので、内申点に紐づいている「定期テスト」で高得点を獲得しておけばおくほど、高校受験が有利に働きます。
実際、この悩みに直面した受験生はこれまでたくさん見てきていますので、できれば、早いうちから、塾に入塾して、しっかりと定期テストに向かってもらった方がいいと思います。
【大切なポイント③】
たかが中学1年の定期テストと思うことなかれ。むしろ、中1の定期テスト(内申点)が、中3の受験で自分を助けてくれる!
最後に
中学入学前から、中学の勉強を先取りして、最初の中間テストに挑みましょう!
成績UPラボでは、定期テストの前に「テスト対策講座」を実施しています。通常授業では受講していない科目や不安な科目を追加で授業することが可能です。
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