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過去の千葉県公立高校入試から考える2021年の受験予想

千葉県の公立高校入試は景気と連動する?!

これまでの千葉県の公立高校入試は、実は景気と連動するってご存知ですか?

千葉県の公立高校入試(2010年まで一般入試/2011年〜2019年前期試験)の平均点をグラフに表したものです。このグラフを見てみると、特に不景気の時代に平均点が下がっています。

不景気の基準としては、日経平均株価とGDP、夏・冬のボーナス伸び率に照らし合わせています。特に、上記の3期間は、不景気と言われており、日経平均、GDP、夏・冬のボーナス伸び率が鈍化ないし、マイナス成長をしています。

不景気の時に何故、平均点が下がる傾向にあるのか?

上記のお題に対して、考慮に入れておきたいことは下記の通りです。

・ドーナツ化現象により、千葉県にはサラリーマン世帯が多い。
→特に、公立入試組はサラリーマン世帯が多い傾向にある。

千葉県は、東京都よりも物価・地価共に低いことに相まって、企業が集中する東京までに約1時間程度で行ける範囲(北西部)に人口が集中しています。

そのため、サラリーマン世帯が多く、企業の収益によって変動するボーナスの増減によって、受験前に学校外教育(学習塾や予備校)で受講する「夏期講習」や「冬期講習」の受講の有無または受講数が変動する可能性が多いと考えられます。

実際、2008年に在籍していた学習塾では、11月や12月での退塾が相次ぎ、また冬期講習を受講しないもしくは受講数を減らす生徒が多発しました。

このことからも社会の不景気が、ボーナスや給与の支払いに影響が出ると、学校外教育費用(学習塾や予備校)を削減する傾向になると想定することができます。

2020年の景気は?!

特に、今年は個人消費の大幅な落ち込みもあり、みずほ総合研究所の調査によると、今年のボーナスはリーマンショック以来の大幅な落ち込みが予測されています。

ちなみに、民間企業の夏のボーナスは、前年比▲9.2%を予想しており、冬のボーナスに関しては、これ以上の落ち込みになるとしています。

2020年夏季ボーナス予測:https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp200525.pdf

どうなる2021年高校入試

先ほどから申し上げていますが、2020年は夏冬のボーナスが大幅に落ち込むことが予想されていることから、リーマンショック以来の不景気と言っても過言ではありません。

そのため、学習塾に通わないもしくは通えない世帯が増加したり、または通塾していたとしても、夏期講習や冬期講習の受講が出来なかったり、受講数を抑える生徒が増加することも想定出来ます。

ですので、2021年の高校入試は、難易度に大幅な変動がないとすると、平均点が下がる可能性があります。

2021年公立高校入試の戦い方

では、2021年の公立高校入試にどのように挑めば良いのでしょうか?それを考える前に、公立高校入試で留意しておく必要があることを下記に記載しておきます。

【2021年千葉県公立高校入試の留意点】
・2021年から前期・後期試験を廃止し、試験日程を一本化
・コロナ禍で、思うように進まない学校の授業

コロナによって、景気が悪化するために、ボーナスの伸びがマイナス成長になる可能性があると述べました。このことから、学習塾に通えなかったり、季節講習の受講を控えたり、抑えたりすることが想定されることをご紹介しました。

このことに相まって、家計への負担を考慮する家庭も増え、公立高校の倍率が増加する可能性が多いにあり得ます。その傾向は確実に入れる高校を選択する生徒がこれまで以上に増えることが考えられます。経済的な不安によるからです。

そして、一番の問題は、コロナ禍で各学校によって授業の進み具合に格差が出ていることです。これは、最悪の場合、2月の公立高校入試の範囲を終えられていない生徒がいたり、もしくは学校の先生が範囲が終わらないために、付け焼き刃で「プリント学習」に移行するケースも増えるでしょう。

「試験日程の一本化(前期・後期廃止)」と「コロナ禍での授業進捗の悪化」から、受験生の精神的な負担がこれまでの受験生よりも大きくなる可能性があります。

自習や学習塾でどんどん進める

今年は、コロナ禍でなかなか学校の授業の進捗が期待できず、しかも入試日程の一本化で精神的な負担が大きいことはご紹介しました。では、どうすれば良いのでしょうか?

それは、学校の進み具合を無視してでも、なるべく先に進めていく学習スタイルに切り替えることです。これによって、下記のメリットがあります。

・余裕を持って、3年間の指導要領を終えることができる(かもしれない)
・早く指導要領を終えることができたら、復習の時間を多く取ることができる

出来るだけ、早く学習を進めるように心がけることをおすすめします。

成績UPラボでの入試への取り組み

成績UPラボでは、最低でも10〜11月中に3年生の全ての範囲を習い終えることをゴールとして、授業を計画しています。ちなみに、既に何名かの生徒様は6月時点で3年生の範囲を終えています。

ただし、定期テストの2〜3週間前よりテスト範囲を中心に授業を行うようにしていますので、定期テストの対策もご安心していただけます。

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