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【入試で失敗しない】2021年度千葉県公立入試で出題されそうな範囲(理科)

千葉県の公立高校入試(理科)で注意するポイント

「光・音」の問題は確実に正解出来るようにしておく

従来、千葉県の公立入試の理科では、必ずと言っていいほど「光」と「音」の問題が出題されています。

光の問題では、下記のポイントに注意して復習を行うようにしましょう。

・入射角=反射角
・空気中から水やガラスに入る:屈折角<入射角
・水やガラスから空気中に入る:屈折角>入射角
空気側に出来る角度が大きい
・屈折角を使った「水が入った茶碗の中のコインが浮き上がって見える問題」は一度、復習しておくようにしてください。
・「鏡に自分の体のどこまでが映っているの問題」にも注意しておくようにしよう。

また、音については、下記のポイントをもう一度確認してくださいね。

・音の大小:振幅の大きさによって決まる
・音の高低:振動数の多さによって決まる
(振動数は、ヘルツHzという単位で表記)
・音の速さ「約340m/s」を使って計算する問題。

光と音は、「大問1の小問」と「大問」でも、どちらでも頻出率が高いので、注意するようにしてください。

「実験の手順」と「実験器具の使い方」について

「実験の手順」と「実験器具」の使い方について、毎年、必ず出題されていると言っても過言ではありません。注意しておきたい実験器具を下記に一覧にしておきますので、確認してみてください。

・ガスバーナー(「使い方」と「終わり方」)
・「ろうと」「ろうと台」「ガラス棒」を使って「濾過」する方法(今年注意)
・リトマス試験紙、BTB溶液、フェノールフタレイン液、万能(pH)試験紙、ムラサキキャベツの汁による「酸アルカリの性質の確認」
・プレパラートの作り方(今年注意)
・顕微鏡、双眼実体顕微鏡
・水の電気分解の仕組み(水に電気を流しやすくするための「水酸化ナトリウム」)
・電流計と電圧計の電気回路に対しての繋ぎ方
・モーター(整流子の働きを要確認)
・発光ダイオードが、+極からの電流の向きで光ること
・酢酸カーミン液

2021年の公立高校入試に出題されそうな単元

「水の圧力」と「浮力」

水圧と浮力の融合問題が出される可能性があります。ここ最近の入試では、圧力(特に、水圧と浮力)の出題率が低いのですが、他の都道府県では、その出題傾向は年々増えて来ているように思いますので、注意が必要です。

特に、「浮力=物体の重さ(重力)ー水中での物体の重さ」であるということを理解しているのかを問う問題にも注意が必要なので、復習をしておくようにしましょう。

水圧と浮力は、水中の物体にどのように作用しているのかを復習しておこう。

気体の性質

気体の問題が出るか出ないかについては議論がありますが、この2021年で出る可能性を否定することは難しいかなと思います。この気体の性質の問題は、2018年後期試験以降、出題がありません。

その前は比較的、頻出が高かったということもあり、出題可能性が高い単元として考えています。特に、重要なポイントをご紹介します。

【気体の集め方】
・水上置換法、下方置換法、上方置換法で集める気体の特徴について

【気体の性質】
・主な4大気体の発生方法
二酸化炭素、酸素、水素、アンモニア

・気体の性質
色(塩素は黄緑色)、臭い(アンモニア、塩素、塩化水素、硫化水素)、水に溶けるかどうか、空気より重いか軽いか

静電気

静電気が何故起きるのかということをもう一度確認しておきましょう。

電流と磁界

電流と磁界の問題は大きく分けると3つに分けることが出来ます。

  1. 電流による磁界
    →電流が生じている導線やコイルの周りに出来る磁界の向きについての内容は要復習
  2. 電流が磁界から受ける力
    →フレミングの左手の法則を使って、解答する問題。
    →モーターの問題も同様に考える。ただし、整流子が電流の向きを逆転させるということはよく覚えておくこと。
  3. レンツの法則
    →誘導電流について

化学反応式と質量の計算

化学変化の問題は、化学反応式を聞いてくる問題が多いですが、特に、最近「炭酸水素ナトリウムの分解」の化学反応式は覚えておくようにしましょう。

【炭酸水素ナトリウムの熱分解】
2NaHCO3 → Na2CO3 + CO2 + H2O

また、質量の計算で欠かせないのが「質量保存の法則」ですが、計算問題で差がつくのは、酸化反応の「酸素過不足の問題」です。最近、千葉県では、あまりお目にかかりませんので、注意するようにしてください。

酸・アルカリとイオン

中和は、「水素イオン(H+)」と「水酸化物イオン(H-)」が結びついて、「水(H2O)」が出来る反応のことを言いますが、「中和と酸・アルカリの濃度と体積」の関係からイオンの数と体積・濃度とどのような関係があるのかを問題は抑えておくほうが良いかもしれません。

力学的エネルギー

位置エネルギーと運動エネルギーのそれぞれの大きさについては、一度、復習しておいた方が良いでしょう。

【位置エネルギーの大きさについて】
・「高さ」と「質量」に比例する
☆位置エネルギー=物体に働く重力[N] × 基準面からの高さ[m]

【運動エネルギーの大きさについて】
・「速さ」の2乗に比例する
・「質量」に比例する
☆運動エネルギー=1/2 × 質量[kg] × 速さ[m/s] × 速さ[m/s]

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消化器官と消化酵素

注意しておきたいのは、各消化器官とその消化酵素についてです。下記が特に出題の可能性が高いと考えられるので、問題を通じて復習しておくようにしましょう。

【肝臓の働き】
・アルコールや薬などの毒素を解毒する働き
・脂肪の消化を助ける胆汁を作る。(一時的に胆のうで蓄えられる)
・糖分を蓄える

【消化酵素とその働き】
・アミラーゼ:デンプンを分解する
・ペプシン:タンパク質を分解する
・トリプシン:タンパク質を分解する
・リパーゼ:脂肪を分解する

デンプンは「ブドウ糖」に、タンパク質は「アミノ酸」に、そして脂肪は「脂肪酸」と「モノグリセリド」となり吸収される。

感覚器官(「耳」と「目」の仕組み)

感覚器官の問題もこの頃は目にすることが少なくなってきたので、注意が必要です。

【目の仕組み】
・虹彩:光の量を調節する
・網膜:光の刺激を受け取る

【耳の仕組み】
・鼓膜:空気の振動を受け取る
・うずまき管:音の刺激を受け取る
・耳小骨:鼓膜で受け取った振動をうずまき管に伝える

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最後に

上記の出題予想は、過去10年間の問題を分析し、その中から考えたものですので、必ず出るとは限りません。2月第二週までは、自分の不得意なところを中心に勉強し、ラスト3・4日前で、出そうな範囲に絞って勉強するのが得策かと思います。

頑張れ、高校受験生!

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